ニュース 電子 作成日:2017年1月6日_記事番号:T00068348
鴻海科技集団(フォックスコン)が新竹科学工業園区(竹科)の交通大学・産業加速器中心(IAPS)内に6,000万台湾元(約2億1,700万円)を投じて建設した工房「価創工坊(Innomaker)」が5日オープンした。同工房には加工設備や電子測定など信頼度の高い検査設備が完備されており、ベンチャー企業が試作やテストを通じてスピーディーな製品開発を実現できるという。既に17業者が入居している。6日付工商時報が報じた。
また価創工坊の利用者は鴻海のクラウドネットワーク事業群から製品の設計や検査、各国の安全認証申請に関するコンサルティングサービスを受けることができるほか、量産化や中国、東南アジア市場の開拓に当たって同施設を臨時の窓口とすることも可能だという。さらに、ベンチャー企業を台湾内外の展示会に参加させ、投資家や大手企業経営者に引き合わせるといった協力も行う。
なお鴻海グループの呂芳銘副総裁は、桃園市、台中市、台南市にも同様の施設が完成しているほか、高雄軟体科技園区(高雄ソフトウエアパーク)でも開設を予定しており、今後、同グループのイノベーション・プラットフォームに加わると語った。
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