北海道でドラッグストアを展開するサツドラホールディングス（本社・札幌市北区、富山浩樹社長）は５日、中部最大のアウトレットモール、麗宝アウトレットモール（台中市后里区）３階に、台湾１号店となる「SATUDORA（サツドラ）台中麗宝店」を今月15日にオープンすると発表した。「サツドラ」ブランドでの海外進出は初となる。
サツドラＰＢの化粧品「ピュアリターン」。北海道由来の成分が入っている（同社提供）
同社は台湾での北海道人気を好感しており、同店舗は「サツドラ」ブランドの発信拠点としての位置付けだ。そのため売上目標などは掲げず、知名度アップに優先的に取り組む。今後の台湾での店舗展開も現時点では検討していない。
同店舗の売り場面積は約50坪で、化粧品、医薬品、食品を販売する。化粧品は北海道ブランドのほか、同社のプライベートブランド（ＰＢ）製品を中心に扱う。医薬品は、当初は既に台湾で発売されている日本ブランドを販売し、今後台湾で認可が取れればＰＢの健康食品も扱う考えだ。また同社の人気商品「サツドラ超炭酸水」などのＰＢ食品販売も視野に入れている。
