ニュース 金融 作成日:2017年1月6日_記事番号:T00068362
中央銀行(中銀)が5日発表した2016年12月末の外貨準備高は4,342億400万米ドルで過去5カ月で最低だった。前月比1億4,400万米ドル減少と、3カ月連続で減少した。前年同月比では81億7,300万米ドル(1.92%)増加し、過去3年で最高の伸び率となった。6日付工商時報が報じた。
中銀は、昨年12月はドル高が進行し、ユーロなど主要通貨が米ドル換算で減少したためと説明した。
外資が保有する台湾の株式・債券と台湾元建て預金残高の合計は2,996億米ドルで、前月比42億米ドル減少した。外貨準備高に占める割合は69%で、金額、割合ともに過去6カ月で最低となった。
台湾の外貨準備高は世界5位だった。上位4位は▽中国、3兆500億米ドル(11月末)▽日本、1兆1,600億米ドル(11月末)▽スイス、6,369億米ドル(11月末)▽サウジアラビア、5,286億米ドル(11月末)──だった。韓国は3,617億米ドル(12月末)。ドル高で軒並み減少した。
中銀は、▽1月20日の米国トランプ政権発足▽英国の欧州連合(EU)離脱交渉開始▽オランダ、フランス、ドイツなど主要国の国政選挙──など、17年は不確定要素が多いと指摘した。
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