ニュース 電子 作成日:2017年1月9日_記事番号:T00068374
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が6日発表した昨年12月連結売上高は311億6,200万台湾元(約1,140億円)で、前月比3%増、前年同月比21%増と、過去15カ月で最高となった。液晶パネルの価格上昇が続いている上、春節(旧正月、2017年は1月28日)に向けた在庫積み増しによる需要増が要因だ。7日付工商時報が報じた。
AUOの第4四半期連結売上高は、前期比6.8%増、前年同期比10.1%増の918億4,600万元だった。第4四半期連結売上高が第3四半期を上回ったのは、世界金融危機の影響を受けた09年以降で初めてだ。16年通年の連結売上高は3,290億8,900万元で前年比8.7%減だった。
同社の液晶パネルの出荷枚数は、昨年12月は大型パネルが976万枚で前月比6.6%増、中小型パネルは1,261万枚で前月比9.2%増だった。第4四半期通期では大型パネルが2,832万枚で前期比3.2%減、前年同期比2.6%増、中小型パネルは3,574万枚で前期比5.9%減、前年同期比7%増だった。16年通年では大型パネルが1億1,000万枚で前年比4.6%増、中小型パネルは1億5,400万枚で前年比10.9%減だった。
証券会社は、AUOと群創光電(イノラックス)の第4四半期の純利益は、同期のテレビ用液晶パネル価格の20%上昇と、台湾元安による為替差益で、100億元突破も見込めると予測した。
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