ニュース 政治 作成日:2017年1月9日_記事番号:T00068393
蔡英文総統は8日、中南米の友好国を歴訪する外遊に向け、経由地の米ヒューストンに到着。宿泊先のオムニ・ヒューストン・ホテルで米国のランドール・シュライバー元国務次官補代理(東アジア・太平洋担当)やシルベスター・ターナー・ヒューストン市長などと会見した。なお注目されている米国の次期大統領、ドナルド・トランプ氏陣営との接触について蔡総統はコメントを避けたが、AP通信は帰台時の滞在中を含め、トランプ氏や同氏関係者との会見は実現しないとの見方を伝えた。9日付蘋果日報が報じた。
米国在台協会(AIT)のジェームズ・モリアーティ理事長(右)は機上で、蔡総統(左)に対し歓迎の意を示した(7日=中央社)
今回の外遊は、7~15日にかけてホンジュラス、ニカラグア、グアテマラ、エルサルバドルの4カ国を訪問するもので、行き帰りの2度、経由地として米国に滞在する予定だ。しかし、トランプ氏は昨年の大みそかに取材を受けた際、蔡総統の米国滞在を把握していないとみられる態度を示し、さらに「1月20日までは誰とも会わない」と発言していた。
これに関連してAP通信は、中国との関係に緊張が高まることを懸念して蔡総統が慎重に行動していることを示すものだと指摘した。
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