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統一、360億元の大規模資金調達


ニュース 食品 作成日:2008年4月17日_記事番号:T00006840

統一、360億元の大規模資金調達


 統一企業(ユニプレジデント)は16日、取締役会を開き、総額360億台湾元(約1,210億円)の資金調達を行うことを決めた。単年度ベースでは、同社設立以来最大の資金調達となる。17日付工商時報が伝えた。
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 統一企業は中国事業持ち株会社の統一企業中国控股(ユニプレジデント・チャイナ・ホールディーグス)が香港上場を果たしたことで、資金調達が容易になった。

 資金調達計画の内訳は、第三者割当増資2件と公募増資1件。第三者割当増資は新株と転換社債を発行。公募部分は海外預託証券(GDR)の発行を予定している。調達規模はそれぞれ120億元で、今後必要に応じ順次実施する。

 調達資金の用途は明らかにされていないが、事業規模の拡大と企業の合併・買収(M&A)、戦略的投資家の受け入れなどが目的とみられる。

 統一企業は同日、2007年12月期決算を承認し、過去11年で最高となる2.5元の期末配当を実施することを決議した。