ニュース 電子 作成日:2017年1月10日_記事番号:T00068401
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が9日発表した2016年連結売上高は前年比21%減の2,871億台湾元(約1兆400億円)で、友達光電(AUO)に台湾業界首位の座を奪われた。10日付電子時報が報じた。
イノラックスの売上高が3,000億元を割り込んだのは、旧奇美電子(CMO)および旧統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)を合併した10年以降で初めて。昨年の大型パネル出荷枚数は1億1,069万枚で前年比10%減、中小型パネル出荷枚数は2億2,488万枚で10.8%減だった。
一方、AUOの16年連結売上高は前年比8.7%減の3,290億元。大型パネル出荷枚数は4.6%増の1億1,048万枚、中小型パネルが10.9%減の1億5,397万枚だった。
イノラックスは今年、高雄市に設置した世界初となる第8.6世代工場(月産能力4万5,000枚)が稼働する。主に50、58インチのテレビ用パネルを生産する予定で、第4四半期にフル稼働となる見通しだ。
今年はイノラックス、AUOともに増収が見込まれ、首位争いが続きそうだ。
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