ニュース 電子 作成日:2017年1月10日_記事番号:T00068404
宏達国際電子(HTC)は、「一例一休」実施に伴う休日出勤時の時間外勤務手当を節約するため、休日を別の日に振り替えることを求める同意書への署名を従業員に一方的に迫ったとして批判されたことを受け、同意書を取り消すことを決めた。10日付工商時報が伝えた。
電子業界労組はHTC本社前で、「同意書へ強制的に著名させ、給与と休日を減らそうとしている」と非難した(9日=中央社)
法的には従業員の同意があれば休日の振り替えは可能だが、HTC従業員は「同意書への署名は拒否できないものだった」などと外部に告発していた。HTCは今後、休日の生産ライン勤務者に対する休暇を改正労働基準法(労基法)に沿って付与すると説明した。
当初同意書には、休日を振り替えた結果、通常勤務日となった日については、時間外勤務手当の加算支給や代休付与を主張できないとの文言が盛り込まれ、時間外勤務手当の支出を抑える目的で同意書が作成されたことは明らかだった。
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