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統一、食品安全検査センターを開業


ニュース 食品 作成日:2017年1月10日_記事番号:T00068407

統一、食品安全検査センターを開業

 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)が10億台湾元(約36億円)を投じて台南市永康区の本社に設立した食品安全検査センターが9日開業した。既に▽残留農薬▽動物用医薬品▽重金属▽可塑剤▽微生物▽防腐剤▽栄養成分──など514項目の検査認証を取得し、マクドナルド、王品集団、食品包装資材の利楽包装(テトラパック)など約700社の顧客を抱える。今後も検査能力向上に毎年数千万元を投じ、世界的メーカーとの提携を拡大する。10日付工商時報が報じた。

/date/2017/01/10/07touitsu_2.jpg食品安全検査センターを利用すれば、検査設備を持たない中小企業も食品の安全性を高めることができる(9日=中央社)

 同センターは敷地面積600坪、4階建てで延床面積は2,600坪。衛生福利部疾病管制署(衛福部疾管署)のバイオリスク管理基準に昨年合格した国家レベルの実験室で、従業員は現在約200人。

 統一の盧栄宏副総経理は、同社は長きにわたって食の安全性にこだわってきたと説明。同センターでサプライヤー、原料、製造プロセス、製品安全性リスクの管理などより厳格な検査を行っていくと表明した。