ニュース その他製造 作成日:2017年1月10日_記事番号:T00068409
アパレル大手、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は9日、中国・江蘇省揚州市の縫製工場の閉鎖を決めた。今後同工場の生産ラインは浙江省など中国国内の工場3カ所に移す。同工場は生産コストの上昇により赤字となっていた。10日付工商時報が報じた。
マカロットは、工場閉鎖により中国国内での売上高や生産能力にマイナスの影響はないと説明した。一方、中国ではサプライヤーと技術が整い、単価の高い製品を生産しているため、当面は中国からの完全撤退はないとの考えを示した。
マカロットの主要生産工場は、カンボジア、インドネシア、フィリピン、ベトナムに分布しており、中国の生産能力は同社全体の6%にまで減少している。同社は東南アジアのアパレルサプライチェーンが年々成熟していることを受けて、ここ2年はベトナムとカンボジアの生産ライン拡充を図ってきた。今年第2四半期より、相次いで生産に入る見通しだ。
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