ニュース 医薬 作成日:2017年1月10日_記事番号:T00068411
中天生物科技(マイクロバイオ)傘下の抗体新薬台湾最大手、泉盛生物科技(ファウンテン・バイオファーマ)は9日、肺がんや乳がんを対象とする新薬の研究開発(R&D)を手掛けるグループ会社、協和新薬(Synovel Biosciences)との合併を董事会で決議したと発表した。合併基準日は3月26日で、泉盛生技が存続会社となる。同一グループ内のバイオ医薬会社の合併は台湾初のケースで、国際市場での競争力向上が見込まれる。10日付経済日報が報じた。
泉盛生技の主力製品は世界最大規模のヒト抗体ライブラリーを構築しており、既に第2相臨床試験に入っているぜんそく治療向け「Anti-CεmX」抗体新薬「FB825」や、米国で前臨床試験研究が進められている抗インターロイキン-6(IL-6)抗体新薬「FB704A」、バイオ後続品(バイオシミラー)。
一方、協和新薬はDNAアプタマー新薬の開発に注力するほか、肺がんの幹細胞に関する独自の技術プラットフォームを有しており、遺伝子情報を基とする新薬開発や低分子化合物に関する研究成果を数多く導入している。泉盛生技の抗がん剤強化に貢献する見込みだ。
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