ニュース 運輸 作成日:2017年1月10日_記事番号:T00068417
台湾中部の観光地、日月潭(南投県)では遊覧船の値下げ競争が激化している。背景にはこれまでドル箱だった中国人観光客の減少もあるとみられる。
10日付自由時報によると、日月潭の遊覧船業界団体による公定価格は大人300台湾元(約1,100円)、子ども150元だ。しかし、インターネット上では定価の3分の1以下(90元)で乗船券が販売されているケースもあるという。業界団体や地元南投県政府には「同じ船なのに、客によってに運賃が異なる」との苦情も寄せられているという。
業界関係者は「乗船券は乗り場窓口、ホテル、民宿、旅行会社、インターネットという販路があるが、コネや集客実績などによって提示価格には差がある」と説明した。
南投県政府観光処は「春節(旧正月)期間に随時検査を行い、悪性競争の改善を目指したい」と話した。
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