ニュース 社会 作成日:2017年1月10日_記事番号:T00068420
衛生福利部疾病管制署(疾管署)は9日、1月1~8日に集団下痢の通報が13件(計679人)あり、うち2件はノロウイルスが原因と判明、残り11件は検査中と発表した。同期の集団下痢の通報件数としては過去5年で最多で、昨年同期の10件(計80人)と比べ人数は8倍以上だ。疾管署は、ノロウイルスに感染するケースが今後も増えるとみており、市民に注意を呼び掛けた。10日付蘋果日報が報じた。
疾管署の統計によると、下痢を訴え医療機関を受診した人は台湾全土で先週12万3,000人、うち急患は6,200人以上とそれぞれ3週連続で増えた。また、過去4週間にノロウイルスを原因とする集団下痢が発生した場所のうち、約76%が学校、約12%が飲食店やホテル、残りが会社、家庭、塾などだった。
疾管署の羅一鈞副署長は、台湾で流行しているノロウイルスはGII.2型で、水やアルコールでは消毒できないため、食事前はハンドソープや石けんで手を洗うべきだと呼び掛けた。衛福部台南医院感染科の洪元斌主任は、家族や職場の同僚がノロウイルスに感染した場合、服やタオルを分けて洗ったり、感染者の触れた蛇口、ドアの取っ手などを漂白剤や石けんで消毒した方がよいと説明した。
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