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訊聯生技、賽亜と中国市場で資本提携


ニュース その他製造 作成日:2008年4月17日_記事番号:T00006843

訊聯生技、賽亜と中国市場で資本提携


 臍帯(さいたい)血バンク大手の訊聯生物科技(バイオネット、台北県新店市)は16日、遺伝子検査キットを生産する賽亜基因科技(ビタ・ジェノミクス、台北県五股郷)の中国子会社、上海基康生技に100万米ドルを出資し、同社の株式14%を取得する。17日付経済日報が伝えた。

 年間10億台湾元(約33億6,000万円)規模といわれる中国の遺伝子検査市場に共同進出を図るのが目的で、中国での株式上場も目指す。訊聯生技の蔡政憲董事長は、「将来的に50%まで出資比率を拡大する」と述べた。

 上海基康生技は1997年に設立され、2003年に和桐集団系の賽亜に買収された。資本金は750万米ドル。現在は十数種類の疾病診断を主要業務としており、上海を中心に病院や診療所130カ所と協力関係がある。今年1~3月期には黒字化を達成し、今年の売上高は前年の3倍に達する見通しだ。