市場調査会社、ＮＰＤの統計によると、華碩電脳（ＡＳＵＳ）はゲーム用ノートパソコン世界市場シェアが40％で首位、競争が厳しい北米市場でも首位でシェア40%を割り込んだことがない。11日付蘋果日報が報じた。
張国昇ＡＳＵＳ北米区総経理は、今年は米国事業で14%の業績拡大を目指しており、ゲーム用ノートＰＣの出荷は３～４割増、グーグルのクロームＯＳ（基本ソフト）を搭載したノートＰＣ「クロームブック」は販売倍増が目標と述べた。
ＡＳＵＳは11年前にゲーム用ＰＣブランド「ＲＯＧ」を創設した。クロームブックについて張総経理は、同社は参入が遅かったが、昨年は40%成長し、米国市場では上位５～６位に入ったと説明。今年の北米クロームブック市場規模は10%以上成長すると見込み、同社は販売倍増目標を達成すれば、▽聯想集団（レノボ）▽ＨＰ▽宏碁（エイサー）──を抜いて４位に浮上する可能性もあると語った。
張総経理は、世界のノートＰＣ市場は縮小しているが、北米市場は年１～２%成長しており、今年も２%成長すると予想した。
