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セブンとファミマ、16年売上高が過去最高に【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年1月11日_記事番号:T00068436

セブンとファミマ、16年売上高が過去最高に【表】

 コンビニエンスストア最大手、セブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)の2016年連結売上高は前年比4.8%増の2,153億5,900万元(約7,800億円)、全家便利商店(台湾ファミリーマート)は4.8%増の605億6,700万元と、両社とも過去最高を更新した。11日付工商時報が報じた。

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 統一超商の昨年12月連結売上高は前年同月比0.76%増の180億元だった。同社は、年末の贈答品や、中小企業の尾牙(忘年会)の抽選イベント向けに力を入れたほか、春節(旧正月)の年菜(年越し料理)など予約販売も40%以上成長したと説明。また新年の年越しイベントの関係で、弁当などの調理済み食品や衛生用品などが最高20%成長した。傘下の▽「クロネコ宅急便」の統一速達(プレジデント・トランスネット)▽通販サイト大手の博客来▽上海のセブン-イレブン──も貢献した。

 ファミマの昨年12月連結売上高は前年同月比9.1%増の51億元だった。過去4年で新型店舗へのリニューアルに100億元を投じ、イートインコーナー5万席を増やした。これにより、入れたてコーヒーの販売がよく伸びた。また、焼き芋やサラダなど調理済み食品の昨年の販売は1割成長し、売上高全体の2割を占めた。