ニュース 金融 作成日:2017年1月11日_記事番号:T00068437
株式上場、店頭公開している金融持ち株会社15社の2016年純利益が出そろい、合計2,527億9,300万台湾元(約9,200億円)で前年比15%減だった。純利益全体の約半分を占める上位3社が軒並み2桁減益となった。11日付工商時報が報じた。
富邦金融控股の16年純利益は482億7,500万元と前年比24%減少したが、首位を維持した。同社は、傘下の生命保険会社、富邦人寿保険の昨年純利益284億3,000万元と、台北富邦銀行の144億1,700万元が貢献したと説明した。
昨年純利益2位は国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)で、前年比16.7%減の480億9,000万元だった。3位は中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)で、22%減の279億2,900万元だった。
なお、▽国票金融控股(ウオーターランド・フィナンシャル・ホールディング)▽元大金融控股▽第一金融控股▽合作金庫金融控股▽玉山金融控股(Eサン・フィナンシャル・ホールディング)──は増益を維持した。
金融持ち株会社の主管は、今年も不確定要素が多いが、最悪の状況は昨年過ぎたとして、大きな問題がなければ利益成長を回復するとの見方を示した。
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