ニュース 運輸 作成日:2017年1月11日_記事番号:T00068440
中華航空(チャイナエアライン)は10日、傘下の航空機メンテナンス業者、台湾飛機維修(TAMECO)が桃園国際空港で新たな整備工場に着工したことに伴い、フランスの大手航空機メーカー、エアバスとの提携同意書に署名を行った。今後、エアバスは中華航空のメンテナンス能力、技術訓練能力向上などに協力する。11日付工商時報が報じた。
エアバスのアジア地区副総裁ジーン・フランコス・ラバル氏(右)は、最高の製品とソリューションを提供し、中華航空の発展の助けになりたいとコメントした(10日=中央社)
中華航空の何煖軒董事長によると、TAMECOの新整備工場は大型機2機と小型機3機の整備が同時に行え、東アジア最大規模となる。来年3月に運用を開始する予定だ。また東アジアで唯一、「エアバスA350」旅客機のメンテナンスが可能な整備工場となるという。
また中華航空とエアバスは今後、さらなる提携拡大について協議を進める計画で、エアバスがTAMECOに出資する可能性もあるという。このほか、何董事長は、台湾の漢翔航空工業(AIDC)が「A350」向け部品の製造を手掛けられるよう、同社をエアバスとの協力関係に関与させたいとの意向を示した。
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