ニュース 電子 作成日:2017年1月12日_記事番号:T00068454
ソニーが2018~19年に発売するスマートフォン新機種への有機EL(OLED)ディスプレイ採用を検討していると日刊工業新聞が報じたことを受けて12日付経済日報は、現在、ハイエンドスマホ用パネルでLTPS(低温ポリシリコン)製品に注力する台湾の液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)にとって不利に働く可能性があるとの見方を示した。
報道によると、有機ELパネルは現在、サムスンディスプレイ(SDC)のみが量産可能だが、18~19年にはLGディスプレイ(LGD)、ジャパンディスプレイ(JDI)なども量産に入る見通しとなっており、ソニーは同時期にソニーモバイルコミュニケーションズのスマホブランド「エクスペリア」上位機種に有機ELディスプレイの導入を検討しているとされる。
有機ELディスプレイは既にサムスンや中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、広東欧珀移動通信(OPPO)がスマホ上位機種に採用しているが、アップルも今年発売するiPhone新機種に採用するとの観測が出ており、LTPS搭載製品との間でシェア争いが激化する見通しだ。
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