中国での半導体、液晶パネル工場の建設ラッシュを受け、台湾の設備、工場エンジニアリングの漢唐集成（ＵＩＳ）、帆宣系統科技（マーケテック・インターナショナル、ＭＩＣ）は2017年受注額が100億台湾元（約360億円）以上となる見通しだ。12日付工商時報が報じた。
中国では、半導体12インチウエハー工場10基以上、第8.5世代以上の液晶パネル工場７基が建設中または建設予定だ。要求される水準が高いため、台湾メーカーが受注することが多い。証券会社は、多くの半導体工場が下半期に用地を整備してから工事を発注するので、18年下半期まで受注が見込めると予測した。
漢唐集成の昨年12月連結売上高は前月比24.4％増、前年同月比16.1％増の16億8,100万元と単月で過去最高となった。16年通年でも前年比24.2％増の154億2,700万元と過去最高を更新した。
帆宣系統も昨年12月連結売上高が前年同月比27.6％増の19億4,200万元と単月で過去最高となったほか、16年通年でも前年比3.4％増の186億5,100万元と過去最高を更新した。
