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ライトン、17年3割増収へ


ニュース 電子 作成日:2017年1月12日_記事番号:T00068458

ライトン、17年3割増収へ

 光学関連製品大手、光宝科技(ライトン・テクノロジー)の陳広中副董事長は、今年は▽クラウド▽ハイエンドのカメラモジュール▽発光ダイオード(LED)など光半導体と屋外照明──が成長をけん引し、同社の売上高は前年比3割以上増加するとの予測を示した。さらに増収率を上回る増益率を見込む。12日付電子時報が報じた。

 ライトンの2016年連結売上高は2,295億4,000万台湾元(約8,300億円)で、前年比6%増だった。昨年第4四半期は前期比1%増、前年同期比10%増の632億7,000万元で、過去最高を更新した。

 陳副董事長は昨年第4四半期の好調について、デュアルレンズモジュールの出荷が伸びたためと説明した。今年はデュアルレンズがカメラモジュールの5割以上で採用されると予測した。

 屋外LED照明は今年、台湾、米国に加え、昨年から注力している中東市場が伸びる見通しだ。

 カーエレクトロニクス事業は今年、ヘッドライト、テールライトの好調が続くほか、車載用カメラの出荷が倍増する見通しだ。カーエレ事業の16年売上高は100億元規模で、車載用照明の世界市場シェアは10%を超えた。今年は2割以上の成長予測で、世界シェア20%を目指す。