民間の鉄鋼最大手、義聯集団（Ｅユナイテッド・グループ）は、今年の春節ボーナスが３カ月以上と、昨年実績を上回るようだ。傘下の燁輝企業、燁聯鋼鉄（YUSCO）は２～３カ月の予想だ。12日付工商時報が報じた。
義聯集団は、春節ボーナスは決定したが、社外には公開しないと説明した。昨年の連結税引き前利益は30億台湾元（約110億円）を超え、2006年以来の最高だった。
鉄鋼業界は昨年、相場が上昇、各社の業績も好調だった。ステンレス加工最大手の允強実業（ＹＣイノックス）は、春節ボーナスは２カ月以上支給すると表明した。
中国鋼鉄（ＣＳＣ）は先日、固定の１カ月の春節ボーナスを支給した。傘下の中鴻鋼鉄、中国鋼鉄結構（ＣＳＳＣ）は１～２カ月の見通しだ。
