ニュース 建設 作成日:2017年1月12日_記事番号:T00068465
不動産市場で厳しい景気低迷が続くにもかかわらず、大手デベロッパーの一部は高水準の春節ボーナス(年終奨金)支給を決めたもようだ。12日付工商時報によると、興富発建設(ハイウェルス・コンストラクション)の10カ月を筆頭に、華固建設は6~8カ月、長虹建設は平均5カ月、遠雄建設事業(ファーグローリー・ランド・デベロップメント)も4カ月と、金融機関やハイテク企業に劣らない支給月数を確保するとみられる。
2016年の不動産市場は顕著な価格の下落は見られなかったものの、成約件数は過去最低を記録。売れ残り物件を抱える一部デベロッパーは運転資金の不足に悩まされる状況だ。しかし一部業者はこれまで手掛けた新築物件が竣工したことなどからまずまずの売上高を上げている。
華固建設と遠雄建設は昨年の売上高がそれぞれ117億8,900万台湾元(約430億円)、277億1,700万元といずれも過去最高を更新。興富発建設は350億8,100万元で過去2番目、長虹建設も51億8,800万元を計上。こうした業者は高水準の春節ボーナスを支給し、従業員の奮闘に応えるもようだ。
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