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国立伝統芸術センター、伝統芸術園区が21日新装開園


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年1月12日_記事番号:T00068468

国立伝統芸術センター、伝統芸術園区が21日新装開園

 宜蘭県の国立伝統芸術センター伝統芸術園区が21日、リニューアルオープンする。同園区を今後25年間運営する全聯福利中心(PXマート)傘下の全聯善美的文化芸術基金会の李昱駪執行長は、3カ月以上にわたる改修に約1億7,000万台湾元(約6億2,000万円)を投じたと説明。参観者が入園後すぐに伝統工芸技術の伝承現場を体験できるよう入り口を南側に移し、参観ルートを変更するほか、開園時間の延長と斬新なイベントを計画していると述べた。12日付工商時報が報じた。

/date/2017/01/12/11PX_2.jpg開園時間は午前9時~午後6時で、繁忙期の1月21日~2月12日は閉園時間を午後8時まで延長する。入園料は通常150元、繁忙期は250元(10日=中央社)

 同基金会副董事長を務める全聯の徐重仁総裁は、同社はROT(改修・運営・譲渡)方式で初めて文化芸術の分野に参入すると説明。同園区には毎年100万人以上が訪れているが、今後は地域資源を活用し、地方創生をコンセプトに台湾の工芸、民芸、舞台芸術を世界に発信していきたいと述べた。

16年売上高、1千億元超え

 全聯の2016年売上高は1,000億元を超え、前年比20%増となった。同社の劉鴻徴広報担当は11日、全聯の店舗数は893店に達し、昨年は買収した松青超市(マツセイ)の約50店を含め112店増えたと説明。今年はターゲット商圏の重複度が高い店舗を統合するなど店舗体質の改善に注力する方針だ。