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サムスンの液晶テレビ、台湾メーカーに初の委託か


ニュース 家電 作成日:2008年4月17日_記事番号:T00006849

サムスンの液晶テレビ、台湾メーカーに初の委託か

 
 液晶テレビ市場での競争激化に伴い、サムスンが初めて台湾メーカーにOEM(相手先ブランドによる生産)委託を行うという観測が業界で出ている。受注するのは冠捷科技(TPVテクノロジー)、佳世達科技(Qisda)の2社とされ、これにより液晶テレビ世界5大ブランドがすべて台湾メーカーと提携することになる。17日付電子時報が報じた。
  
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 サムスンから受託するとみられる冠捷は欧州市場向けの製品を主に受注し、Qisdaはアジア太平洋市場向けを主に受注すると伝えられている。

 サムスンによると、同社は以前にも台湾でパートナー企業を求めたことがあったが、当時は条件に合うところが見つからなかったという。今回の提携決定の背景には、世界液晶テレビ市場が今年1億台を超える規模に拡大する中、各ブランドがシェア獲得に全力を挙げていることがあるもようだ。

 台湾の受託業者によると、各大手ブランドは販売目標達成に向けて、第2四半期に相次いで新製品を投入する。サムスンからも人気シリーズ「ボルドー」ではない、新たな製品が発売される見込みだという。