ニュース 電子 作成日:2017年1月13日_記事番号:T00068491
13日付電子時報によると最近、ノートパソコンODM(相手先ブランドによる設計・生産)の間で、マイクロソフト(MS)が最新OS(基本ソフト)、ウィンドウズ10の新バージョンについて低価格ノートPC向けライセンス料を引き下げることを決めたとの観測が出ている。これによりノートPCブランドは新たな低価格戦略を打ち出すと予想され、需要を喚起すると予想されている。
ノートPCのODMメーカー関係者によると、MSは3月1日よりウィンドウズ10新バージョンのライセンス供与を開始する見通しで、ディスプレイサイズ14.1インチ以下の低価格ノートPC向けライセンス料を引き下げる方針とされる。
これにより各ブランドは今後、低価格ノートPC新機種の発売に注力するとみられ、購買意欲が低下しているノートPC市場に活気が戻るとの期待が浮上している。
なお現在、ノートPC市場では、サムスン電子や聯想集団(レノボ)、宏碁(エイサー)など多くのブランドがグーグルのクロームOSを搭載したノートPC「クロームブック」を発売しており、ウィンドウズ搭載機種に比べ低価格なことから一定のシェアを獲得している。MSのライセンス料引き下げはこうした状況への対応が目的ともみられている。
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