ニュース 電子 作成日:2017年1月13日_記事番号:T00068492
13日付電子時報によると、華碩電脳(ASUS)が進めている今年度のノートパソコン生産委託先の選定が最終段階を迎えており、同社として初めて導入した電子入札の結果、台湾メーカーではなく、中国の比亜迪(BYD)が優先交渉権を獲得したもようだ。近年、BYDや聯宝(合肥)電子科技(LCFC)など中国のODM(相手先ブランドによる設計・生産)が技術力を高めており、台湾メーカーにとって脅威が増大している。
今回、ASUSが採用した電子入札方式では、入札メーカーがオンラインで競合の入札情報などを確認することができ、価格競争が激化することで発注価格の引き下げが期待できるという。
BYDが優先交渉権を獲得した理由について業界関係者は「価格と対応の柔軟性」との見方を示しているが、ASUSは今年のノートPC生産の8割を台湾の和碩聯合科技(ペガトロン)と広達電脳(クアンタ・コンピュータ)に委託するとの観測も出ており、最終的な発注先は依然として不透明だ。
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