ニュース 社会 作成日:2017年1月13日_記事番号:T00068509
アルコールのほか、カフェイン、タウリン、ガラナなどを含む米国産モルト飲料「フォー・ロコ」が台湾での販売を認められていないにもかかわらず、インターネット上で流通し、先月には嘉義県内で男性(30)が1時間余りにわたり意識を失う事故が起きていたことが分かった。問題の飲料は成分が流通過程で変造されていた可能性も浮上している。警察はネット上で問題の飲料を販売した男を検挙した。13日付蘋果日報が伝えた。
男性はネット上で問題の飲料4本を購入し、自宅で1本を飲んだところ、20分もしないうちに意識を失った。男性は普段から酒には強い方で、成分に問題があるのではないかと嘉義県財政税務局に通報した。
当局の調べによると、問題の飲料には無色、無味、無臭の毒物「ガンマ-ヒドロキシ酪酸(GHB)」が含まれていることが判明した。GHBは米国でも管理対象の薬品であり、米国での商品生産時点では含まれていない成分であるため、流通過程で故意に注入された可能性も浮上している。
警察は11日、問題の飲料を昨年8月から中国の通販サイト経由で購入し、転売していた男をたばこ・酒管理法(煙酒管理法)違反などの疑いで検挙した。警察は購入者200人についても捜査を進めている。
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