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ソニーのグリーンパートナー基準、台湾に移転


ニュース 電子 作成日:2008年4月17日_記事番号:T00006852

ソニーのグリーンパートナー基準、台湾に移転

 
 台湾ソニー(台湾新力国際)は16日、同社のグリーンパートナー(GP)基準を、台湾独自の環境保護認証制度、タイワン・グリーン・エンバイロメント・プロミット(TGEP)に移転することで、資訊工業策進会(MIC)および中衛発展中心と覚書を取り交わした。17日付経済日報が伝えた。

 初期段階ではソニーが派遣するGP監査員が、13人のTGEP監査員を育成、半年後から域内メーカーの認証取得を支援する計画だ。

 MICによると、ソニーの供給パートナーになるには通常、半年から1年の審査期間が必要だが、TGEPの認証を得られれば2週間に短縮できるという。ソニーのGP基準は世界で最も厳しいとされており、域内の中小企業にとって、認証は海外大手企業からの受注促進に役立つとみられる。

 ソニーは昨年、台湾企業からの調達額が約80億米ドルに上った。今後、台湾の環境保護生産管理システム構築に協力していく予定だ。