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ドラッグストアの春節休業増加、一例一休導入が影響


ニュース 医薬 作成日:2017年1月16日_記事番号:T00068521

ドラッグストアの春節休業増加、一例一休導入が影響

 ドラッグストア業界では例年、春節(旧正月)期間中もほとんどが通常通りの営業を継続していたが、今年は労働基準法(労基法)の改正により週休2日制(一例一休)が導入された影響で人手が足りないことなどを理由に、休業するとの表明が相次いでいる。16日付自由時報が報じた。

 美康薬粧薬局(美康薬局)の許有杉執行長は約30店舗のうち半数が旧暦の元日に当たる今月28日と29日を休業日とするとの予定を明らかにした。

 博登連鎖薬局は一部店舗で旧暦大みそかの今月27日午後5時から2月1日まで休業。丁丁連鎖薬粧も例年は春節元日および2日目も午前10時~午後10時まで営業を行っていたが今年は営業時間を短縮する方針だ。

 なお薬剤師団体、中華民国薬師公会全国聯合会・社区薬局(コミュニティー薬局)委員会主任委員を務める美康薬局の許執行長によると、今年は台湾全土の1万店以上のコミュニティー薬局のうち約9割が個人経営の店舗となっており、うち今年は7割が27~30日を休業日とするとの見通しを示し、市民に対し常備薬は早めに補充するよう呼び掛けている。