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白タク運転手、韓国人客に睡眠薬でわいせつ行為


ニュース 社会 作成日:2017年1月16日_記事番号:T00068535

白タク運転手、韓国人客に睡眠薬でわいせつ行為

 台湾を訪れた韓国人観光客3人が今月14日、白タク運転手に睡眠薬入り乳酸菌飲料を飲まされ、うち2人が意識がもうろうとしている間に下着を脱がされ、体を触られるなどのわいせつ被害に遭っていたことが分かった。警察は15日、問題の運転手を逮捕した。15日付蘋果日報が伝えた。

/date/2017/01/16/19taxi_2.jpg運転手は90度に体を折り曲げて、マスコミに顔が見えないようにして車に乗り込んだ(15日=中央社)

 3人は大学を卒業したばかりの新社会人で、台湾に4泊5日の予定で旅行に訪れていた。3人は「ジェリー」という名前の白タクをインターネット上で手配し、運転手(51)の車で新北市の瑞芳方面に遊びに行った後、夜間に台北市の士林夜市(ナイトマーケット)を訪れた。その前後に車内で睡眠薬入り乳酸菌飲料を勧められ、それを飲んだ3人はいずれもめまいを訴えた。うち2人は具合が悪いと訴え、夜市の散策には出掛けず、車内で休んでいたが、その間に運転手は暗い路地でわいせつ行為に及んだもようだ。

 3人はホテルにいったん戻り、睡眠薬の効果が切れたところで薬物によるわいせつ被害に遭ったと確信し、ネット上で告発するとともに、韓国の駐台代表部の助けで警察に被害届を出した。

 警察の取り調べに対し、運転手はわいせつ行為を否認したが、被害者の証言などから運転手の逮捕が認められた。