ニュース 電子 作成日:2017年1月17日_記事番号:T00068542
テレビ用液晶パネルの供給不足が深刻化する中、テレビをインターネットで販売する中国の深圳暴風統帥科技(暴風TV)が台湾の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)と2017年のパネル供給契約を締結した。17日付蘋果日報が報じた。
暴風TVの16年出荷台数は100万~110万台で、今年は250万~300万台の予想だ。テレビ生産は主に中国の蘇州東山精密製造(DSBJ)に委託しているが、東山精密は受託生産業界で知名度が低いため、安定したパネル確保が難しい。このため、暴風TVは早い段階でイノラックスと供給契約を締結した。
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの林鉦順研究経理は、暴風TVのほか、▽楽視網信息技術(Letv)▽小米科技(小米、シャオミ)▽微鯨科技(ホエーリー)──といった中国のネット販売ブランドは大手ブランドに比べて価格交渉力が弱い上、パネルの調達先も少ないため、受託生産メーカーを通じて安定したパネル供給を確保するか、自らパネルメーカーと供給契約を交わす以外にないと説明した。
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