ニュース 機械 作成日:2017年1月17日_記事番号:T00068547
資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)はこのほど、台湾におけるロボット産業の発展について▽減速機▽サーボモーター▽制御装置──における技術上のブレークスルーが鍵となるとの見方を示した。中央社電が17日報じた。
MICによると、台湾の産業用ロボット産業は輸出主導型で、輸出先は中国が58%、ドイツとイスラエルが各8%、香港、シンガポールが各7%、日本と韓国が各3%を占めている。また産業用ロボット市場は75%が▽中国▽日本▽韓国▽米国▽ドイツ──の5カ国に集中、台湾は第6位となっており、MICの李亦晴産業アナリストは、台湾のロボット産業は主要5カ国でのシェアを拡大するとともにその他将来性の高い市場の開拓をいかに進めるかが発展に向けて重要となると分析した。
なお産業用ロボットの世界全体の出荷台数は、2017年に34万台、18年は40万台、21年には63万台に迫り、16~21年の年間複合成長率(CAGR)は16.4%に上るとMICは予測。特に人間とロボットが共同で作業を行う協働型産業用ロボットの需要が高まっており、同製品の生産額は20年に10億米ドルに達し、15年の10倍に成長するとの見通しを示した。
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