ニュース その他製造 作成日:2017年1月17日_記事番号:T00068549
中国の旺盛な需要で台湾市場で工業用紙が不足していると報じられたことに関連し、台湾の工業用紙大手3社である正隆(CLC)、栄成紙業、永豊餘投資控股(YFY)の各社は、中国に短期的に高値で輸出できるからといって、長年取引関係にある川下メーカーを犠牲にすることはなく、既に供給は安定化したと説明した。17日付経済日報が伝えた。
ただ、工業用紙各社は原材料コストの上昇などを理由に1月から値上げに踏み切った。CLCは原材料、環境保護コスト、人件費の上昇を理由に挙げ、工業用紙の価格を12~15%引き上げ、1トン当たり1,500台湾元(約5,400円)とした。業界各社も追随し、これにより、製紙各社の株価も全体的に強含んでいる。
パルプの国際価格や古紙価格も値上がりしており、各種紙原料価格は1月に入り、前月より3~5%上昇した。今後も上昇基調が続くと予想されている。
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