ニュース 金融 作成日:2017年1月17日_記事番号:T00068555
中央銀行(中銀)が16日発表した2016年12月末の台湾の銀行の人民元預金残高は3,114億1,700万人民元(約5兆1,500億円)で、前年末比2.5%減少となり、外国為替取扱指定銀行(DBU)で人民元業務の取り扱いを開始した13年以降で初の前年割れとなった。17日付自由時報が報じた。
人民元の16年の対米ドル下落率は6.56%で、アジアの主要通貨で最大の下落幅だった。一方台湾元は対米ドルで2.44%上昇しており、人民元に投資した人は含み損を抱えたもようだ。自由時報によると、人民元預金の金利を3%と仮定すると、為替差損が利息を上回ったため、1年間で5.56%目減りした計算だ。
DBUの12月末の人民元預金残高は2,759億5,900万人民元で前月比0.8%増、オフショア銀行部門(OBU)は354億5,800万人民元で0.2%増だった。
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