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Vエアの運航権、ベトジェットが買収に意欲か


ニュース 運輸 作成日:2017年1月17日_記事番号:T00068556

Vエアの運航権、ベトジェットが買収に意欲か

 17日付工商時報によると、会社解散を決めている復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)傘下の格安航空会社(LCC)、威航空(Vエア)が保有する運航権に対し、ベトナムのLCC、ベトジェットエアが買収に意欲を示しているとの観測が伝えられている。これについて交通部民用航空局(民航局)関係者は、運航権の取得には少なくとも1~2年がかかるため、買収には一定の価値があると指摘している。

 観測について復興航空の劉忠継広報担当は「聞いたことがない」とコメントしたが、別の関係者は「社内でもVエアの運航権買収についての情報が伝えられている」と語った。

 Vエアは昨年9月30日より1年間の営業停止を決定。1年後に営業を再開するか検討するとしていた。規定により、同社の運航権は運航停止の半年後に取り消しが可能となるが、正当な理由があれば半年間の延長が申請できる。

 ベトジェットエアは2014年に就航した台北~ホーチミン線を皮切りに、昨年は台北~ハノイ線、台南、高雄~ホーチミン線、今月15日には台中~ホーチミン線と相次いで新たな台湾路線を開設している。ただ、台湾の規定では台湾域内で運航権を買収する場合、外国資本による出資比率は50%未満、単一の外国人による出資比率は25%未満に制限される。