ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

観光バスの消火器、不合格11件指摘


ニュース 運輸 作成日:2017年1月17日_記事番号:T00068558

観光バスの消火器、不合格11件指摘

 行政院消費者保護処(消保処)が昨年11月、観光バスの車内に設置された消火器45本を任意抽出で調査したところ、11本が不合格だったことが分かった。17日付自由時報が伝えた。

 不合格理由の内訳は、規格不合格が5件、噴射性能の不合格が6件だった。

 不合格業者には東南旅行社、鳳凰旅遊など大手旅行会社も名を連ねたが、交通部は「業者は既に改善措置を講じた」と説明した。

 不合格事例の中には、車内の消火器2本がゴム管断裂、薬剤がまっすぐに噴出しないなどの問題でいずれも使えず、万一のバス火災時に正常に使用できる消火器が全くなかったケースもあった。

 消保処によると、観光バスの消火器の約8割は薬剤を再充塡(じゅうてん)して再利用されているものだが、新品ではなくても、規定さえ満たしていれば、消火性能を発揮できるという。