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マイクロン、中科工場拡張に1300億元


ニュース 電子 作成日:2017年1月18日_記事番号:T00068565

マイクロン、中科工場拡張に1300億元

 経済部工業局は17日、米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーが中部科学工業園区(中科)后里園区の工場拡張に1,300億台湾元(約4,700億円)を投資すると明らかにした。3次元(3D)DRAMパッケージング・テスティング(封止・検査)に照準を合わせ、2~3年後に量産を開始する見通しで、アジア太平洋地区の中心拠点とする計画だという。18日付工商時報が報じた。

 マイクロンは2013年に買収した旧エルピーダメモリの台湾子会社、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)の工場が中科に2基あり、今後さらに2基を建設する計画だという。

 工業局は、昨年、マイクロンの投資拡大計画に必要な用地、工場棟、資金などの支援を行ったと説明。同計画により2,000件以上の雇用を創出し、台湾はサプライチェーンが完備された世界的なDRAM生産拠点になると期待感を示した。