ニュース 電子 作成日:2017年1月18日_記事番号:T00068566
タッチパネル主要6社は2016年、軒並み減収となり、合計売上高は1,739億7,100万台湾元(約6,250億円)で、前年比23.47%減少した。価格競争の深刻化を受けて、一部企業はニッチ製品への事業転換を進めている。18日付工商時報が報じた。
業界最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)の通年売上高は892億1,600万元で、前年比26.49%減だった。アップルのタブレット端末「iPad」、スマートフォン「iPhone」が以前ほど振るわないためだ。
鴻海精密工業傘下で同じくアップルのサプライヤーである業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)は793億6,100万元で、前年比15.28%減だった。
熒茂光学(ミルデックス・オプティカル)は24億5,400万元で、前年比49.78%減。消費者向けから軍事・産業用へと事業転換を図っている。富士通コンポーネントの台湾合弁で、産業用、航空宇宙産業用、車載用、医療用などに専念するタッチパネルメーカー、富晶通科技(トランスタッチ・テクノロジー、TTI)は、昨年売上高は9億3,300万元で前年比4.54%減と、マイナス幅を1桁に抑えることができた。
また、▽洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)、14億5,700万元(前年比34.9%減)▽介面光電(Jタッチ)、5億5,000万元(86.89%減)──と、いずれも大幅減に見舞われた。
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