ニュース 電子 作成日:2017年1月18日_記事番号:T00068567
電子ペーパー最大手、元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)のスマートタグ事業部の甘豊源総経理は、昨年のスマートタグ出荷量が前年比30%近く増加して約4,000万枚に上り、目標としていた累計1億枚の出荷を達成したと語った。内訳は電子棚札(ESL)が50%以上を占め、これにスーツケース用、物流用、ICカード用電子タグが続いた。18日付経済日報が報じた。
なおスーツケース用電子タグについてイーインクは、ドイツのスーツケース大手、リモワおよびルフトハンザドイツ航空と提携を結んでいる他、昨年末には長栄航空(エバー航空)とも提携。さらに現在、米ユナイテッド航空およびドイツの航空会社1社と交渉を進めているという。
なお今年の見通しについて甘総経理は、スマートタグ出荷量は昨年に続き30%成長が見込めると予測した。
このほかイーインクでは、電子ブックリーダー以外への電子ペーパー応用に注力しており、既に電子タグ、ウエアラブル(装着型)端末、携帯電話のサブディスプレイなど向けが全体の30%を占めている。
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