台北市内の２路線で観光客向けの２階建てバスがきょう18日午後より運行を開始した。同日付聯合報などが報じた。
赤い車体が特徴だ（台北市双層観光巴士ウェブサイトより）
同バスの座席は１階部分９席、２階部分は47席でうち37席が屋根に覆われていない。雨天時にはレインコートを配る。
２路線は台北駅を起点に、▽都市交通システム（ＭＲＴ）西門駅▽士林官邸▽故宮博物院──など９カ所を巡る「藍線」と、▽永康商圏▽夜市（ナイトマーケット）の臨江街観光夜市（通化街夜市）▽台北101▽華山1914文化創意産業園区（華山1914クリエーティブパーク）──など15カ所を巡る「紅線」を30～40分間隔で運行する。乗り降りは自由。
料金は午後６時までの使用で４時間乗り放題の300台湾元（約1,100円）が最も安く、ほかに▽日中券（午前９時～午後６時）、500元▽夜間券（午後６～11時）、400元▽１日券、700元▽２日券、1,200元──がある。
台北市双層観光巴士の張家銘広報担当は、既に乗車券１万枚以上が売れたと明らかにした。
