ニュース 電子 作成日:2017年1月19日_記事番号:T00068598
米連邦取引委員会(FTC)は17日、モバイル端末用半導体大手の米クアルコムが携帯電話用チップ市場で独占的な地位を維持するため、反競争的行為を働いたとして連邦地裁に提訴した。クアルコムは近年、中国や韓国でも独占禁止法違反による罰金処分を受けており、証券会社は、同社とライバル関係にある台湾の同業、聯発科技(メディアテック)が、顧客の発注先切り替えによる恩恵を受ける可能性があるとの見方を示した。19日付経済日報が報じた。
FTCがカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提出した訴状によると、クアルコムは公正・合理的・非差別的条件でのライセンシングが求められる「標準必須特許(SEP)」をアップルに授権するに当たり、同社が他社の製品を使用できないとする不当な条件を課していたとされる。
訴えに対し、クアルコムは「強い異議」を申し立てており、証券会社はアップルや台湾積体電路製造(TSMC)への影響は今後観察が必要だと指摘した。
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