ニュース 電子 作成日:2017年1月19日_記事番号:T00068600
金属筐体大手の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)は18日の董事会で、中国の江蘇省宿遷市にある蘇宿工業園区の工場を拡張するため、新会社の可達科技(宿遷)を設立することを決議した。投資額は1億米ドル。金属製機構部品の生産能力拡充が主な目的だ。キャッチャーの巫俊毅広報担当は、機構部品の長期的な需要が期待でき、顧客の需要に応えるためと説明した。19日付経済日報が報じた。
市場では、アップルが今年発売すると予想される次世代スマートフォン「iPhone8」はガラス筐体を採用し、これまでiPhoneに金属筐体を供給してきたキャッチャーが受注を失うと懸念されていた。証券会社は、キャッチャーの工場拡張計画は、アップルからの受注が減少していない証拠との見方を示した。
証券会社はさらに、キャッチャーの昨年の設備投資額は通年で1億米ドルだったが、今年は早くも同規模の投資を計画していること、およびキャッチャーの新工場の量産開始は早くても1年余り先であることから、同社が見据えているのはiPhone8需要だけではないと指摘した。
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