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TPC大潭発電所の増設計画、環境影響評価を通過


ニュース 公益 作成日:2017年1月19日_記事番号:T00068615

TPC大潭発電所の増設計画、環境影響評価を通過

 行政院環境保護署(環保署)は18日、台湾電力(TPC)大潭発電所(桃園市観音区)の発電機増設に関する環境影響評価委員会大会(環評大会)を開き、記名投票の結果、賛成11、反対4で増設計画を承認した。19日付経済日報が伝えた。

 増設計画はシングルサイクル発電機2基(出力60万キロワット)を設置するもので、今年7月に運転を開始する予定だ。同署の環境影響評価専案小組(個別案件の小委員会)は年初に環境影響評価のやり直しを提言したが、環評大会では提言が覆された格好だ。

 TPCの鍾炳利総経理は「今年夏の電力不足をやや緩和することが可能になる」と指摘した。TPCは今夏供給予備率を7月が2.3%、8月が2.8%と見込んでいたが、大潭発電所で増設分の発電機が稼働すれば、供給予備率は1.67ポイント改善するとみられる。ただ、供給予備率6%確保という目標達成には程遠い状況だ。