台北市の有名ホテル、台北国賓大飯店（アンバサダー・ホテル台北）で18日午後９時ごろ、尾牙（忘年会）帰りの男性（42）が酒に酔い、エレベーターの扉を蹴り上げた後で寄りかかったところ、エレベーターが到着していないにもかかわらず、扉が突然開き、２階から地下１階に転落。収容先の病院で死亡した。19日付蘋果日報が伝えた。
男性は体重が100キログラム近くあったといい、扉が突然開いた際、バランスを失って転落したとみられる。
事故原因をめぐっては、男性が扉を蹴り上げたことで、扉を固定している留め金が外れた可能性が指摘されており、警察が原因解明を進めている。男性の行動が直接的な原因だとしても、エレベーターの保守点検責任があるホテル側は一定の過失責任が問われそうだ。
