ニュース 政治 作成日:2017年1月19日_記事番号:T00068617
台湾の対中窓口機関である海峡交流基金会(海基会)の田弘茂董事長は18日、記者団と懇談し、中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳徳銘会長を台湾領の金門島に招く意向を示した。民進党への政権交代で停滞する中台関係を打開するのが狙いだが、中国側の反応は冷ややかだ。19日付聯合報が伝えた。
田董事長。国民党の立法委員は、もはや道はないと指摘した(18日=中央社)
田董事長は「機が熟せば、陳会長と会いたい。会談場所はまず金門が検討可能だ。大陸側が提案を慎重に検討することを望む」と述べた。
しかし、海協会は同日、「担当責任者」名義の声明で、「1992年の共通認識(92共識)を承認するかどうかという基礎的問題が解決されない限り、何を言っても、緊張緩和に向けては意義がない」として、民進党政権が92共識を認めない限り、窓口機関間の公式対話には応じない立場を改めて強調した。
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