ニュース 電子 作成日:2017年2月7日_記事番号:T00068785
台湾元の対米ドル為替レートは6日、1米ドル=31元を割り込む元高水準となり、輸出依存度が高い台湾積体電路製造(TSMC)の業績に影響が予想される。7日付工商時報が伝えた。
TSMCは1月中旬に開いた業績説明会で、第1四半期の予想為替レートを32元に設定し、連結売上高を2,360億~2,390億元と予想したが、同社の売上高は95%が米ドル建てのため、台湾元が対米ドルで1%上昇すると、約1%の減収要因となる。
証券業界は「3月まで元高傾向が続けば、TSMCの売上高や粗利益率にも当然影響が及ぶ」としながらも、「設備投資も米ドル建てとなっているため、大幅な損失は生じない」と指摘した。
TSMCは近年、米国の利上げを見越し、全額出資子会社のTSMCグローバルなどを通じ、緩やかな元高方向でリスクヘッジを行ってきた。
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