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デルのノートPC、仁宝が100万台受注


ニュース 電子 作成日:2008年4月18日_記事番号:T00006880

デルのノートPC、仁宝が100万台受注

 
 ノートブック型パソコン(ノートPC)受託生産2位の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、最近米デルからノートPC100万台を受注した。年間出荷台数3,200万台の目標の実現に、また一歩近付いたようだ。18日付工商時報が報じた。

 今回の受注は、華碩電脳(ASUS)から分社した和碩聯合科技からの変更で、下半期に出荷を開始するとみられる。これにより、デルからのノートPC受注は1,000万台以上となる見通しだ。

 仁宝の昨年の出荷台数は2,300万台だった。通年では、ノートPC受託生産業界で最大の成長率となる4割成長を見込む。内訳は、上半期が1,200万~1,300万台、下半期が1,900万~2,000万台だ。

 仁宝によると、現在の生産能力はフル稼働で、第2四半期から中国江蘇省の昆山工場を稼動する予定だ。生産能力は年間4,000万台に達する見込み。第1四半期の利益は30億~35億台湾元(約101億~118億円)と、アナリストは予測している。