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フィリップス、台湾メーカーとの提携を拡大へ


ニュース 電子 作成日:2008年4月18日_記事番号:T00006881

フィリップス、台湾メーカーとの提携を拡大へ

 
 台湾フィリップスの荘鈞源総裁は17日、フィリップスは今後、調達や委託生産における台湾メーカーとの協力関係を拡大していく考えを語った。成長著しい液晶モニター事業では、現在のパートナーである冠捷科技(TPVテクノロジー)のほか、新たに委託業者を2社増やすことを明らかにした。18日付経済日報が報じた。

 昨年フィリップスは、当初シンガポールに設置を計画していたIT(情報技術)およびディスプレイ事業の世界総本部を、桃園県南崁に設置した。

 荘総裁によると、この総本部は研究開発(R&D)、設計、世界市場におけるマーケティングを担い、通年売上高は10億米ドルに達する。フィリップスは台湾の優秀な設計人材と充実した川上サプライチェーンを好感しており、引き続き台湾メーカーとの協力関係を拡大する方針だ。

 また、今年から液晶モニター事業のほか、医療保険、発光ダイオード(LED)照明関係でも台湾メーカーとの提携を進めたい考えで、現在医療機器メーカー1社および遠隔医療介護機器メーカー1社と協議しているという。