ニュース その他分野 作成日:2017年2月8日_記事番号:T00068826
経済部智慧財産局(知的財産局)が7日発表した統計によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の2016年特許出願件数は前年比74%の873件で、台湾法人で初めて首位となった。15年まで14年連続首位だった鴻海精密工業は40%減の400件で3位に順位を下げた。特許出願件数でTSMCが鴻海を上回ったのは初めて。8日付工商時報が報じた。
TSMCの12年特許出願件数は210件で13位だったことから、同社がここ数年、特許出願を積極化していることが分かる。一方、洪淑敏智慧財産局長は鴻海が順位を下げた理由について、同社は特許の売却を目的に、特許の量より質を重視する戦略に切り替えたためと説明した。
なお、工業技術研究院(工研院、ITRI)の16年特許出願件数は468件で前年の2位を維持した。
一方、外国法人の16年特許出願件数では、インテルが905件で2年連続の首位となった。2位はクアルコム(616件)、3位は日本の半導体エネルギー研究所(SEL、470件)で、上位3位を半導体関連企業が占めた。
16年の特許出願件数は全体で前年比2%減の7万2,442件だった。
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